度肝を抜かれたアルバム、残響リファレンス

私が好きなアーティストであるONE OK ROCK、その中でも好きになるきっかけとなった「残響リファレンス」というアルバムについて紹介したいと思います。

ちょうどこのアルバムを出してONE OK ROCKがツアーを終えた春頃のフェスに参加した際に、私は大学時代の後輩からこのフェスに誘いを受けて観に行っていました。バンド名自体は聞いたことがあり、なんとなく知っていたのですが曲は聞いたことがありませんでした。後輩が「一度生でみておきたい!」と言って誘ってくれたイベント。私はそれほど興味はなく、「どうせ少しヒステリックな少年たちが聴く、痛いバンドなんでしょ?」くらいに思っていました。少しイタイ子たちが聴くバンドだと思い込んでいました。

しかし、いざ演奏が始まった途端に私の考えは全て覆っていきました。圧倒的なパフォーマンス、圧倒的な歌唱力、そして想像していた以上にメロディアスな曲に私は度肝を抜かれました。そのフェスで演奏したほとんどの曲がこの残響リファレンスというアルバムから選ばれた曲でしたが、全てがツボでした。とにかくかっこいい!そしてもっともっとシャウト系のラウド系の、わけのわからない曲なのかなと思っていたのですが、メロディはキレイでしっかり歌もの。聴かせる曲をONE OK ROCKは演奏していました。「え!?こんなにかっこいいの!?」というのがそのときの本音です。

あとで色々ワンオクについてみるようになりわかったのですが、本人たちからすればこの前作にあたる「ニッチシンドローム」というアルバムがベスト作すぎで、この残響リファレンスというアルバムは少し反省点の多い作品だったとのことです。

しかし私はこのアルバムでワンオクの良さを知りました。大人向けだと思います。今までワンオクを知らない大人たちが、「ワンオクってどんなの?」と言ったときに聴くべきアルバムがこの残響リファレンスです。どこかヒステリックな未熟な子どもの部分を見せつつ、ここからしっかり大人なバンドとなっていくその過渡期にあたるのがこのアルバムだと私は思います。メロディアスで且つハード。時折ソフトな一面も見せつつ、アルバム1枚としてはワンオクの幼さ、若さを残した作品です。

ワンオクを知らない人たち、度肝を抜かれることでしょう。

是非一度、聴いて頂きたいアルバムです。