クリーム / ライブ・クリーム

ロックといえば、なんといっても花形はギター。
そしてロックには3大ギタリストと呼ばれる人がいまして、そのうちの一人がエリック・クラプトン。
エリック・クラプトンという名前はロックをあまり聴かない人でも知っている人は多いのではないでしょうか。
彼は若いうちから様々なバンドから誘われて引っ張りだこだったのですが、その彼が1966年から68年まで結成していたのが、クリームというロック・バンドで、ギター、ベース、ドラムという、ロックとしては最少人数で構成されていました。
クリームのすごさはライブ演奏を聴けばすぐに伝わると思うのですが、それをひと言で伝えるなら、「ロックの3大ロックギタリストといわれるエリック・クラプトンがいちばん未熟者なバンド」という感じでしょうか。
それぐらい、クリームの登場はロックにとって衝撃でした。
それまではビートルズのようなシンプルな演奏をするグループがロックというものだったのに、クリームはドラムもベースもジャズの素養が強く、彼らの登場でロックに要求される演奏技術が跳ね上がってしまったほどで、ロックに革命をもたらしました。
このライブ盤では、1曲の演奏に15分を超えるものも入っており、即興を含めた素晴らしい演奏を聴くことが出来ます。
結局、彼らほどの演奏能力を持つ人はジャズを選ぶことが多く、それがロックの歴史の中で、いまだにクリームのレベルに匹敵するバンドがあまりあらわれない理由なのかも知れません。